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「中国キーワード:『一帯一路』篇」
多言語図書発表会が開催

文=田潔 写真=陳克

 新刊のお披露目式

5月14日から15日にかけて開催される「一帯一路」国際協力サミットの開会に合わせ、「一帯一路」イニシアチブの核心理念に対する中国国外の人々の全面的・客観的な理解を促進するため、中国外文局、中国翻訳研究院、中国翻訳協会が編集・翻訳し、新世界出版社から出版される「中国キーワード:『一帯一路』篇」多言語図書の発表会が5月5日に北京市で行われた。中国外文局副局長・中国翻訳研究院執行院長の王剛毅氏、国家発展改革委員会西部開発司の翟東升副司長、国家新聞出版広電総局輸入管理司の趙海雲副司長らが発表会に出席し、あいさつを述べた。

「中国キーワード:『一帯一路』篇」は英語・フランス語・ロシア語・スペイン語・アラビア語・ドイツ語・ポルトガル語・イタリア語・日本語・韓国語・ベトナム語・インドネシア語・トルコ語・カザフスタン語の14種類の言語で国外向けに出版されるもので、59の項目を立てて、「一帯一路」の基本状況・建設目標・協力の重点・協力のメカニズムなどを体系的に整理し、「一帯一路」の全貌を正確に描いている。本書はいわば、国際社会が「一帯一路」構想を理解するための実用的なハンドブックであり、読者が「一帯一路」構想を完全・明確に把握するのに役立つ一冊だといえる。

 図書発表会の様子

本書は中国外文局、中国翻訳研究院と中国翻訳協会が共同で組織・実施している国家重点プロジェクト「中国キーワード」多言語対外情報宣伝プラットフォームの成果である。プロジェクトの狙いは、多言語によるキーワード形式の語り方で、国際社会に向けて中国の政策や中国の発展の道筋を解説することにある。「プラットフォーム」は設立2年あまりの間に、15の言語で、多様なメディア・多様なチャネル・多様な形式を組み合わせた対外宣伝体制を構築している。

図書発表会の終了後、国務院発展研究センター・中央テレビ・清華大学・中国人民大学重陽金融研究院などのシンクタンク・メディア・大学研究機関から参加した専門家が、「一帯一路」イニシアチブと言語体系のイノベーションをめぐって交流・討論を行った。

 「一帯一路」イニシアチブと言語体系のイノベーションに関する討論会の模様

 

人民中国インターネット版 2017年5月8日

 

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