シェア自転車の登場により、生活がより便利になっている。その一方で大量の自転車の駐輪と管理が、解決すべき問題となっている。天津職業技術師範大学などはこのほど、自転車スマート駐輪システムを共同開発し、同校内で使用を開始した。同システムがシェア自転車の駐輪問題の解決策になることが期待される。
この円柱の建物が、自転車スマート駐輪場。身分証などをスキャンすることで、駐輪と取り出しが可能だ。紹介によると、この駐輪場には20−26インチの自転車を120台駐輪できる。システムは自動的に近くから駐車と取り出しを行う。1台の駐輪時間は平均15秒ほど。この駐輪場は地上・地下・半地下に設置でき、土地利用面積は従来の駐輪場の40分の1と大幅に縮小できるという。
「人民網日本語版」2017年5月27日