中華人民共和国運動会(略称:全国運動会)が、これまで4年ごとに実施されており、今年(2017年)は天津市で第13回大会が開催されることになっている。
そして、この第13回大会の開会式は8月27日(日)で、閉会式は9月8日(金)の予定である。
全国運動会は、各省・直轄市・自治区などの行政区域別団体と解放軍や鉄道などの産業別団体が総合成績を競い合うことから、それらの各団体で育成してきたトップクラスの選手達が参加しており、各競技種目の国家代表選手も各所属団体から出場することにより、国内最高競技レベルでの総合スポーツ競技大会になっている。
第13回(2017年)全国運動会の一番大きな改革点は、大衆スポーツの普及をこの大会でも実質的に推し進めようとした点だ。つまり、これまではオリンピック競技種目中心だったが、大衆スポーツ競技種目を大幅に加えるとともに、いくつかのオリンピック競技種目に業余部門(アマチュア部門)を設けたことが、特色になっている。
この大衆スポーツ競技としては、ロッククライミング、ローラースケート、ドラゴンボート、ソフトバレーボール、囲碁、中国将棋、チェス、トランプ(ブリッジ)、ダイヤモンドゲーム、ドラゴンダンス(龍舞)、太極柔力球(新スポーツ)、太極拳、健康気功、フットサル、航空航海模型の15競技が大会の競技種目に加わっている。また、バドミントン、卓球、陸上・マラソンでは、業余部門を新たに設けて、アマチュア選手の競技が実施される。(編集)
①大会の公式ウェブサイト: http://www.tianjin2017.gov.cn/
②天津市を紹介した動画サイト(10分13秒):
http://sports.enorth.com.cn/system/2016/07/01/031047407.shtml
人民中国インターネット版 2017年8月2日
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