文、写真=王朝陽
第24回北京国際図書展示会が8月23日、中国国際展覧センター新館で開幕した。今回の展示会には、約2500社の出版社が参加・出展している。このうち、海外からの出展企業が全体の58%を占めている。
日本からは、講談社、岩波書店、東方書店など116社が東1館にある日本エリアに出展している。大勢の来場者や業界関係者が本を見たり、版権に関する商談をしたりしていた。日本エリアでは手塚治虫特別展も開催されており、複製原画やグッズなどを見たり、記念写真を撮ったりしている人々の姿が見られた。
今回の展示会で、中国外文局傘下の出版社は、中国の出版が「海外に発信する」中核として、40余りの言語による1500冊余りの書籍を展示している。このうち、外国語の書籍が全体の60%を占め、その内容は指導者の著作、中国経済、中国政治、伝統文化などの分野にわたる。期間中、多彩な書籍展示のほか、『Up and Out of Poverty』英語版・フランス語版出版セレモニーや、『中国工農紅軍長征史』英語版出版セレモニー、「小方の目に映った抗日戦争」写真展など、豊かなPRイベントも行われる予定。
人民中国インターネット版2017年8月24日
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