パンダの冬の過ごし方 吉林省

2018-01-10 08:45:22

栄養補給を兼ねたおやつをパンダの「嘉嘉」に与える飼育員(1月5日、撮影・許暢)

温度が保たれた貯蔵庫で、四川から空輸された竹の鮮度を保つために水を噴射する飼育員(1月5日、撮影・許暢)

パンダのエサである、ミネラルとビタミンが豊富な「窩窩頭(トウモロコシ粉などで作った饅頭」(1月5日、撮影・許暢)

二十四節気の「小寒」が過ぎた5日、中国東北部の吉林省長春市の平均気温はマイナス15度にまで低下した。吉林省の東北虎園パンダ館では、ジャイアントパンダの「嘉嘉(ジャアジャア)」と「夢夢(ムンムン)」の2頭が同地で迎える3回目の冬を快適に過ごせるよう、スタッフが周到な準備を行っていた。パンダ館の飼育スペースには専用のエアコンや送風・排気システムなどの設備を整え、2頭のパンダの飼育スペースの温度や湿度などの生活環境の徹底した管理を行っている。エサに関しては、東北虎園パンダ館は5日間ごとに四川省から竹500キロ空輸しており、竹以外に毎日4回のおやつを与えることで、必要なミネラルやその他の栄養素を摂取させており、いつでもパンダたちが一番好む「ふるさとの味」を味わえるようにしている。新華網が伝えた。(編集YK)

「人民網日本語版」2018年1月9日

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