鄭和の航海を描いた新作舞台劇、昆明大劇院で上演

2018-02-09 09:49:35

 

 

【新華社昆明2月2日】中国の雲南昆明芸術職業学院が創作した舞台劇『鄭和』が1月30日、雲南省大劇院で上演された。同舞台劇は気概あふれる鄭和の「7度の西洋下り」を再現し、海上シルクロードに関する物語で中国の改革開放40周年を祝うもの。

鄭和は中国の歴史において非常に有名な航海家外交家である。「7度の西洋下り」は海上シルクロードに残る壮大な物語だ。鄭和は古代の航海史における壮挙を達成しただけでなく、中国とアジアやアフリカ各国との友好関係を深め、発展させた。

舞台劇『鄭和』は明の永楽3年(1405年)から宣徳8年(1433年)の28年間に、鄭和が船隊を率いて7度にわたり行った遠洋航海の史実をもとに創作された。鄭和が7度の航海の中で、海上の安全を守り、海外貿易を発展させ、中華文明を広め、親仁善隣(仁義を大切にして周囲の国や人と仲良くすること)を推進したことなど、歴史的に大きな意味を持つ出来事を主な内容としている。多彩な舞台セットやメリハリの効いた演出で、鄭和の「7度の西洋下り」の歴史的な情景を生き生きと映し出し、新感覚の視覚体験をもたらしている。同舞台劇は今年5月から雲南省大劇院で一般公開され、その後は南アジア、東南アジア各国での公演も予定されている。

 

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