湖南石門宝塔遺跡、商などの古代遺跡が発見

2018-05-10 16:18:18

 

石門県「市民の家」の建設工事に合わせ、湖南省文物考古研究所は昨年9月より、常徳市文物局、石門県文物局、澧県文物局、桃源県文物局、安郷県文物局、臨澧県文物局、鼎城区文物局など複数の部門と共同で、遺跡の緊急発掘調査を行っている。

発掘完了面積は約6500平方メートルに達し、商から宋元にかけての灰坑、溝、部屋、墓などの各種遺跡が500カ所近く見つかっている。多くの陶磁器、石器、植物の種子などが出土している。その時代はおおよそ、商、東周、漢晋、宋元の4時代に分かれ、うち商の出土品が最も豊富だ。

現場の作業員によると、今回の発掘は環洞庭湖地区の同時代の遺跡の年代、楚文化の澧水流域への影響、漢晋、宋元の現地の墓及び文化の特徴を認識する新たな根拠を提供した。同一の地域で4時代の古代遺跡が見つかるのは、稀なケースだ。

 

 

 

 

 

 

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018510

 

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