醤油などの商品で知られる日本の大手調味料メーカー、キッコーマンが2020年の東京五輪に向け、食文化の国際交流を促進ために新形態のレストラン「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」を11月1日から東京・有楽町にオープンした。
伝統的な飲食店と違い、「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」ではキッチンを前に出し、シェフがライブでお客様に調理の全過程を見せている。そこで、シェフが何をしゃべっているのかを即座にAIシステムによって翻訳され、中国語を含む20カ国語に対応できるという。
同店のGMである柿澤一氏さんは「大切にしているのが食の国際交流、食の未来を作っていくこと。これから2020東京五輪までにいろいろな国からのお客様がいらっしゃるが、ここで『食』というものを世界各国の方と考えられる場、『食』を通して世界各国の皆さんと語り合い、文化を交流し合える場にしていきたい」と述べた。
そこで提供する料理は、日本全国各地の食材を使い、和食を軸にフレンチやイタリアン、中華料理などを融合させたオリジナルメニュー。また、月ごとにメニューが変わり、日本各地の味を堪能できるという。今月は京都の食材を使った料理、来店した中国人観光客の劉さんは「とても美味しい。誇りを持って周りにお勧めできる」と満足げに話した。(文、写真=陳克)
人民中国インターネット版 2018年11月12日