今の時代と逆行しているかのようなゆったりとしたペースが印象的な成都。特に錦里歩道街を歩くと、成都のライフスタイルを実感することができる。
錦里は秦代、漢代、三国時代の頃から商業の街としてにぎわってきた。今では民代や清代を真似た茶楼や飲食店、伝統劇の劇場や宿泊施設が軒を連ね、様々な食べ物や工芸品、おみやげが売られる四川の庶民生活が凝縮した街である。
成都は全国でも美人が多い街として知られ、そんな美しい女性たちが、お国訛りでひまわりの種を食べ、悠然とおしゃべりをしたりマージャンをしたりする様子を見ると、なんだかホッとした気持ちになる。
「チャイナネット」 2009年4月1日
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