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男子シングルス優勝、インドのK.スリカンス選手 |
11月16日午後、泰禾バドミントン・スーパーシリーズプレミア・チャイナオープン2014が福州で閉幕した。6日間の戦いで男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの計5種目のチャンピオンが決まった。中国チームは女子ダブルスと混合ダブルスの二つで優勝を飾り、インドチームが男子、女子シングルスで優勝し、韓国チームは男子ダブルスで勝利を収めた。
今回の試合では中国、インド、韓国、日本、ドイツ、デンマーク、中国台北など合わせて23の国と地域が参加し224人の選手たちが競技を行った。日本チームは5種目全てに参加した。
今大会のダークホースである日本シングルス女子の山口茜選手は準々決勝で第2シードの王适娴選手(中国)を制し準決勝に進出した。続く準決勝で山口茜選手は韓国のペ・ヨンジュ選手を破り決勝へ進出した。しかし決勝では0対2でインドのサイナ・ネワール選手に敗れ、惜しくも銀メダルに終わった。
山口茜選手は福岡県立聖山高等学校に通う高校生で、日本のメディアでは2020年東京オリンピックの金メダル候補として話題になっている。今年まだ17歳の彼女は「中国に来て試合に参加できてうれしい。今回の試合でトップクラスの選手と戦って勝つことができ、うれしく思う。自信になった」とコメントした。
男子シングルスでは優勝の最有力と目されていたベテランの林丹選手(中国)が、決勝でインドの若手K.スリカンス選手に0対2で敗れるという波乱があった。
女子ダブルス決勝では第5シード王暁理、于洋組が、大熱戦の末に2対1で第2シードの田卿、趙雲蕾組を制し優勝した。なお、それに先立つ準決勝では、日本の松友美佐紀、高橋礼華組が中国の田卿、趙雲蕾組に敗れ決勝を逃している。
ミックスダブルスでは中国のベテラン張楠、趙雲蕾組が期待に背くことなく3ゲームマッチで韓国のユ・ヨンソン、イム・ヘウォン組を倒し優勝した。
男子ダブルスでは、韓国チームのイ・ヨンデ、ユ・ヨンソン組が優勝した。中国の紫飚、洪偉組は0対2で準優勝となった。
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