新華社によると、北京オリンピック組織委員会開閉幕式部の朱虹・副部長は11日、北京五輪開幕式の点火式の方案が固まったことを明らかにした。ただし細かい点は極秘事項であり、全国でも10人しか知らないとも述べている。朱副局長によると、北京五輪の開幕式は4部構成で、開幕セレモニー、芸術パフォーマンス、選手入場の後、最後に点火式が行われる。時間は全部で3時間半程度。
点火式は過去の五輪の例を見ても、開幕式のクライマックスとなることは間違いない。朱虹氏は開閉幕式機密保持チームのリーダーだが、その朱氏自身にも点火式の細部については、はっきりとは知らないとしている。朱副局長は、シドニーやアテネでは事前に聖火の点火方法を知っていた人は3人だったと紹介し、中国ではすでにこの数を上回っており、これ以上増やすことはできないと述べた。
「人民網日本語版」 2008年1月12日
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