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イスラム教の暦によりますと、2007年12月20日はイスラム教徒の年中行事・クルバーン祭すなわち犠牲祭という大祭でした。この日に新疆各地のイスラム教徒達は老若男女を問わず、綺麗な服に着替え、歌ったり踊ったりしてこの最大の祝日を祝いました。
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新疆の中心地・ウルムチ市の奇台路果物卸売り市場で働いているルイムジャンさんは「私は果物商を始めて20年になりますが、今年の果物は、種類がとても豊富だと実感しています。果物の包装技術や輸送手段などが進んだので、甘く香りが良いことで知られるコルラ産のナシ、トルファン産の種なし葡萄、アコソ産のリンゴなどがいずれも産地から新鮮なままで直送されます」と述べました。
クルバーン祭の朝、イスラム教徒は沐浴し、綺麗な服に着替え、モスクなどに集まります。この日の礼拝は年間で最大規模の礼拝であり、すべての成年男性が参加しなければならなりません。礼拝が終わった後、イスラム教徒達はお互いに挨拶したり、なくなった親族の墓地にお参りしたりします。そして最後に両親の家に出掛けて一家そろってお祭りを祝います。
「中国国際放送局 日本語部」より 2008年1月24日
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