ギリシャ五輪委員会の記者会見に出席した、採火式の女性最高祭司を務めるマリア・ナフプリオトさん(左から一人目)、第1走者のアレクサンドロス・ニコライディスさん(右から一人目)
ギリシャ五輪委員会は13日に記者会見を行い、3月24日にオリンピアで行われる北京五輪聖火採火式の流れを発表した。
計画は次の通り。
11時45分、ギリシャのパプリアス大統領が聖火採火式の現場に到着。
12時、儀式がスタート。五輪大会歌の演奏、五輪旗掲揚。続いて中国国歌の演奏、中国国旗掲揚、ギリシャ国歌の演奏、ギリシャ国旗掲揚。その後、オリンピア市のジョージ・アイドニス市長と国際五輪委員会のロゲ会長、ギリシャ五輪委員会のミノス・キリアコウ会長、北京五輪組織委員会の劉淇主席がそれぞれ挨拶の言葉を述べる。ミノス・キリアコウ会長は、採火された聖火を劉淇主席に渡す。
12時25分、ヘラ神殿前での聖火採火式がスタート。女性最高祭司は採火された聖火を、第1走者のアレクサンドロス・ニコライディスさんに手渡す。
12時55分、アレクサンドロスさんはトーチに点火した後、古代五輪競技場からクーベルタン男爵の記念碑に向かって走り、聖火リレーが正式に始まる。
左から第1走者のアレクサンドロス・ニコライディスさん、最終走者のアテネ五輪女子三段跳び銀メダル獲得者クリソピギ・デベツィさん、ギリシャ五輪委員会のミノス・キリアコウ会長
ギリシャ五輪委員会によると、聖火が採火された後、605人の聖火リレー走者が14台の車に護衛されながら、オリンピアからギリシャ国内の1528キロ、16の地区、43の都市・町及び4つのコミュニティを7日間で回るという。その途中では29の祝賀式典が行われ、ギリシャの5つの歴史遺跡も通ることになっている。
聖火は3月30日午後3時、アテネ市中心部の1896年第1回近代五輪会場に到着。ギリシャ五輪委員会は祝賀式典を行い、北京五輪組織委員会に渡される。
聖火リレーの第1走者は、ギリシャのアテネ五輪テコンドー男子80キロ級で銀メダルを獲得したアレクサンドロス・ニコライディスさん。ギリシャ国内の最終走者は、アテネ五輪女子三段跳びで銀メダルを獲得したクリソピギ・デベツィさんが務める。
「チャイナネット」2008年3月14日
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