中国蔵学(チベット学)研究センター社会経済研究所の旦増倫珠・副局長は26日、「中国政府がチベットに対して実行している経済発展政策は一貫したものだ。つまり、チベット人民の生活の水準と質の向上が基準だ」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
旦増倫珠・副局長は国務院新聞弁公室の会見で内外の記者の質問に、「中国政府はチベット経済を発展させるための効果的なシステムをすでに構築した。1980年代以降、中国政府はチベットの経済発展の変化に基づき、経済発展と人民生活の必要に対処するための特別政策を策定してきた。同時に、チベットの経済発展を全国が特別に支援するシステムもプラスの効果をもたらした」と指摘。
さらに「改革開放後の30年で、チベットはインフラ面でも人民の生活水準でも飛躍的な発展を遂げた。チベットを訪れた人はみな、チベットの人民が中国の改革開放の成果を存分に享受し、市場経済の発展に参加していることを見て取ることができる」と強調した。
「人民網日本語版」2008年3月27日
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