西蔵(チベット)自治区観光局は27日、各方面の環境が整い次第、できるだけ早めに外国人観光客を受け入れる意向を明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同局の扎諾・副局長は「拉薩(ラサ)で起きた『3.14』事件は西蔵の観光業に深刻な影響をもたらした。各旅行会社は観光客の安全面などを考慮して団体ツアーの受け入れを一時的にストップした」と述べた。
今では西蔵の社会秩序はほぼ回復し、社会の治安は明らかに改善された。西蔵観光管理部門や旅行会社は5月1日からの労働節(メーデー)連休や連休後の観光シーズンの到来に向け、観光客の受け入れや安全保障の準備を整えた。
各旅行会社は現在、すでに国内団体ツアーの受け入れを始め、国内の旅行団体が次々と西蔵に訪れ、西蔵観光は徐々に人気を取り戻している。
扎諾・副局長は「できるだけ早めに外国人観光客の受け入れも行う予定だ。それほど長い時間はかからないだろう」と説明した。
「人民網日本語版」 2008年4月28日
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