中国地震局の張宏衛報道官は12日午後、「四川省の汶川で発生した地震について、中国地震局はすでにⅠ級マニュアルを始動し、180人からなる救援チームがすでに出発した。今回の地震は強度が大きく、波及面積が広かった。最新の測定によると、今回の地震はマグニチュード7.8である。寧夏回族自治区、青海省、甘粛省、河南省、山西省、陝西省、山東省、雲南省、湖南省、湖北省、上海市、重慶市では、揺れを感じた」と伝えている。
関係筋によると、地震発生直後、中国人民解放軍総参謀部は直ちに「地方政府に協力し、地震災害の状況を調査するよう」成都軍区に指示し、応急マニュアルに基づいて災害救援の準備を整え、いつでも救援に参加することに努めた。
最新の情報によると、重慶市梁平県の礼譲鎮中心小学校の屋根が壊れ、10数人の生徒が負傷し、そのうち2人は重傷。同県文化鎮の小学校も破壊をこうむり、100余人の生徒が負傷し、4人の生徒が死亡した。数人の生徒がまだ埋められたままである。
「チャイナネット」 2008年5月12日