中国地震局の張宏衛・報道官は12日午後、四川省ブン川県で発生した地震に対し、1級対策を発動し、180人からなる救援チームを結集したことを通達した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
張報道官によると、今回の地震は揺れが大きく、広範囲に波及している。最新の観測ではマグニチュード7.8を記録し、寧夏、青海、甘粛、河南、山西、陜西、山東、雲南、湖南、湖北、上海、重慶でそれぞれ揺れが感じられた。
張報道官は「中国地震局ではすでに1級対策を発動し、180人からなる救援チームを結集し、被災地に派遣する準備をしている。地震による被害は統計を進めている段階。」と報告した。
温家宝総理(写真で真ん中)は救済活動の指揮を執るため被災地に急行しているという。
「人民網日本語版」2008年5月12日
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