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都江堰市の社会各界、大雨の夜も被災者を救出

 

四川省で12日午後、マグニチュード7.8の地震が発生した。13日午前3時、小雨が大雨に変わった都江堰市では、時間との戦いとばかりに、生存者が身内の救出を続けていた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 

都江堰市中医病院では地震で入院病棟が倒壊し、多くの死傷者が出た。現在もなお医療スタッフや患者が生き埋めになっている。病院の入口では武装警察100人が休む間もなく救出活動を続け、その半袖の制服は雨にびっしょり濡れていた。

 

被害の比較的軽かった周辺の町からは、次々に支援の手が差し伸べられている。資陽市第1人民病院からは第1陣の医師10人と看護師10人、救急車2台が12日夜11時に都江堰市入りし、成都市への負傷者の搬送を手伝った。彼らは13日午前4時まで臨設の簡易テント内で負傷者の治療に当たり、容体を見ては成都市へ搬送した。第2陣の医療スタッフも夜が明け次第、応援に駆けつける予定だ。

 

午前3時過ぎ、市内の各道路では救急車が頻繁に行き交い、サイレンが鳴り止むことはなかった。救急車は通り沿いに徐行運転していた。タクシーや自家用車の運転手も大雨の中、救護所を見ると度々停車し、搬送する負傷者はいないか尋ねていた。

 

 

「人民網日本語版」2008年5月13日

 

 

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