チベット自治区の観光局は24日、6月25日から外国観光客の受け入れを再開することを明らかにした。
同観光局のサノ副局長によると、25日にはチベットのニガツェ国際旅行社が手配した2人のスウェーデンの観光客、29日には第三極旅行社が手配した4人のシンガポールの観光客がラサに到着し、チベット観光を楽しむことになっているという。
3月14日にラサで発生した暴力犯罪事件は、チベット社会の安定をひどく損ない、観光施設も一部被害を受けた。そのため各旅行社は内外観光客の安全を考えて、チベットの団体旅行を一時中止していた。
チベットの社会情勢や市民生活の秩序が基本的に回復したことから、4月23日には香港、台湾、澳門を含む国内観光客の受け入れを再開した。6月21日に行われた五輪聖火リレーも順調に終了し、チベットの社会の安定を裏付けたこともあり、6月25日から外国人観光客の受け入れを再開することになった。
「チャイナネット」 2008年6月25日
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