北京・建国門立体交差橋の西南に位置する「北京古観象台」は、明の正統7年(1442年)に建造され、明・清の両時代にわたって使用された皇室の天文台だ。観象台の高さは約14メートル、頂上の部分は南北20.4メートル、東西23.9メートル。同天文台は明の正統元年から1929年にかけて、約500年間にわたって天文観測を行ってきた。1982年に全国重点文物保護単位(重要文化財)に指定され、1983年から改めて一般公開されている。国外でも高い名声を得ており、諸外国の政府首脳、科学者らが参観に訪れている。
「人民網日本語版」2008年7月14日
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