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北京のショップ街でお宝探し

(1)新街口

新街口では、衣料品店が多い、楽器および楽器関連商品販売店が多い、CD・DVD販売店が多いことから「3多」などと言われている。衣料品店の多くは店名もなく、個性的かつお洒落な店舗が並んでいる。また、価格も安く、商品の入れ替えも早いため、気に入ったものがあればすぐに買わなければならない。楽器店は、新街口にカルチャー的な要素をかもし出している。このあたりに並ぶ楽器店は、低利益でサービスがいいと専ら有名だ。多くのCD・DVD店では、さまざまなCD・DVDをそろえており、絶版となったものも見つかることがある。

(2)後海

後海は、古きよき北京の風情が満喫できる。このあたりに並ぶショップもまた、多くが、このレトロな風格を漂わせている。販売する商品は主に芸術品、手作りアクセサリー、アンティークグッズの類が多い。例えば「禅猫」で売られているものは全て店長が創作した陶器類だ。また、チベット風の「天堂之約」、アンティーク風の「蘭蓮花」、ナチュラル風の「水仙森林」などが並んでいる。遠方の友達に何か特別な贈り物がしたければ、後海エリアに並ぶこれらのショップを覗いてみるといい。

(3)五道口

五道口では韓国の著名ブランドが大抵何でも手に入る。ここは、韓国ファッションの学生ファンにとって天国だ。最も有名なのは、北第四環状線と学院路の交差点にある五道口服装市場だ。品数豊富で安く、掘り出し物好き、価格交渉が趣味といった人が多くやって来る。周囲には多くの小店舗が並び、ぶらぶらとひやかすもの一興だ。

(4)動物園

北京動物園の南に位置する動物園卸売市場には、5、6もの大型の服装卸売市場が立ち並んでいる。そのため、北京最大の服装市場と呼ばれている。ここでは品数が豊富で、価格が安く、値段交渉ができる。目の肥えた買い物客が、山のような商品の中から気に入ったものを選び抜き、両脇に抱えて帰っていく。ここで売られている品は品質は玉石混交で、試着も出来ないので、買い物客は、自分のサイズを把握し、品質を見分ける目を持っていなければならない。また、ここでは卸売りを主としており、多くの店は小売を行わない。そのため、時には、販売店の関係者の振りをしないと安い服が買えないことがある。営業時間は朝5、6時から午後3、4時ごろまで。

(5)東四

東四は北京で小店舗が最も集中している地区の一つで、海外にも知れ渡っているショップもいくつか存在し、北京に来た多くのアーティストが訪れている。また、ファッション雑誌によく登場する地区の一つになっている。「流行舎」「牛仔酷」「469甲」など多くの小店舗は、それぞれの異なる風格で固定ファンを捉えている。例えば正統的な日本グッズを扱う「469甲」では、ほとんどを日本から直接入荷した、昔懐かしいTシャツ、シャツ、パンツ、靴などを販売している。ほか、比較的有名なショップとして、一昔風の素朴な「草食堂」、男性向けショップ「辺縁地帯」などがある。

(6)建国門外SOHO

建国門外SOHOのビル内に多くのショップが隠れている。これらのショップは、ビル内のテナントにあり、それぞれ個性的な品物を扱っている。商品はどれも店長自身が日本、ヨーロッパ、香港などから仕入れてきたインポート物で、個性にあふれている。だが、これらのショップはビルの中にあるため、たやすく見つけられないのが欠点だ。

 

「人民網日本語版」2008年7月15日

 

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