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外国の常連客が多い北京の三里屯バー街

 

バーの建ち並ぶ界隈が北京市朝陽区三里屯北路の東側にあり、全長260メートル、敷地面積1648平方メートル。この一帯は中国駐在のカナダ、オーストラリア、フランス、ベルギー、ドイツなどを含む79カ国の大使館にも近く、国連開発計画(UNDP)、国連人口基金(UNFPA)など7つの中国駐在机構も近くにある。

聞くところによると、三里屯の周辺3キロの範囲内に北京市全体の40%以上、約200軒のバーが集まっている。実地調査によると、バー街全体にバーが30数軒あり、集まっている200数軒のバーが三里屯両側の路地の中へと建ち並んでいることに気づいた。 ここ一帯では、不夜城の北京を目にすることができる。

三里屯は北京の最も早期の何軒かのバーが現れたところで、初めてバーが現れたのは1989年のことであった。最も早期のバーは南三里屯に現れ、一定の規模をなすに至り、評判の最もよいのは三里屯北街である。三里屯北街は北京最大の大使館エリアに近いため、外国人たちが北街のバーの常連となっている。ここ数年、この一帯に勤務するホワイトカラー、芸能人たち、および地方から来た観光者もバー街の常連となっている。バー街の常連の数も増えつつある。

ある統計データによると、1996年以前の三里屯の常連の中で、外国人の比率は95%以上を占めていた。2003年になると、中国人の常連客が増えるに伴って、外国人常連客が占める比率は約30%に下がった。とはいうものの絶対数は依然として増えつづけている。外国人常連客は今でも相変わらず三里屯のバー街の常連である。

この一帯が日ごとによく知られるようになるに伴って、訪れる北京人のお客も当初の「三資企業」(中外合資、中外合作、全額外資企業)のホワイトカラーから次第に文化人、アーチスト、芸能人へと拡大し、さらには地方から来た観光客もバーのお客となった。中では、音楽界と芸能界の人たちがかつては常連であった。若い男の店長と女の店長が経営しているバーは普段は演歌なので名が知られ、毎晩バンドの公演もあり、数多くの著名な歌手たちも名が知られる前にここで歌を歌ったことがある。

交通手段:113、416、834番号のバスで三里屯バス停で下車

 

「チャイナネット」2008年7月24日

 

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