9月17日、湖南省懐化トン族文化シティ内で、第一回大型観光パフォーマンスイベントが開催された。

懐化市は、湖南省の西南部に位置し、ここにはトン族、ミャオ族、トチャ族、ヤオ族など46の少数民族が暮らし、民族と地方文化の特色のある非物質文化遺産が豊かに残る。今日まで、10項目の国家レベル、10項目の省レベル、21項目の市レベルの非物質文化遺産が指定されている。　　パフォーマンスには、懐化市の13の県（市、区）の少数民族が祭日の盛装に身をつつみ、歌い、踊り、懐化に千年以上も続く、古風質朴で、自然との調和美に満ちた文化遺産を示した。

パフォーマンスの会場から約100メートルはなれたトン族の自宅である鼓楼には、100あまりの当地の特産品がおかれ、各地から訪れたお客たちをひきつけた。みなが競って味見をし、特色ある展示品はすぐになくなった。

「西南エリアの、張家界、桂林、貴陽、長沙の旅行のゴールデンラインに、現われた新ポイントが懐化です！」　遠路はるばる取材に訪れた旅行業界関係者とメディアに対し、張霞・懐化旅游局局長は述べた。洪江古商城、芷江受降城、黔陽古城、荊坪古村は古村と古民居の一大集積地であり、懐化市は古建築の博物館となっている。10月17日には第二回中国古城古鎮古村フォーラムがここで開催される。（文＝張貴萍、楊青華　写真＝王漢平）

人民中国インターネット版　2008年9月22日