中国大陸部と台湾を結ぶ直行便は12月15日までにスタートする。現在、台湾の「中華航空会社(華航)」が直行便の便数と発着空港を決めたが、台湾のほかの航空会社や大陸部の会社はまだ具体的な情報を公開していない。
杭州と深センの2都市が増加
台湾の「華航」サイトのチケット販売システムでは、上海、北京、広州、南京、杭州、深センなど、台湾から6つの都市にフライトする便数とスケジュールが示されている。
12月15日から杭州と深センの2つの都市が増やされるのは、11月に「海協会」の陳雲林会長と「海基会」の江丙坤理事長が調印した協議で決めたもだ。
「華航」は毎週、月曜日、金曜日、土曜日、日曜日の4日間の「週末チャーター便」があるが、12月15日以降は毎日往復の直行便が開設される。
大陸部の航空会社のフライトはまだ公開されていない
大陸部でのフライトについては19日、中国国際航空会社の責任者が、まだ民航局の航空権の配布指令を受けていないと述べた。直行便の開設によって、大陸部で増やされる16都市や航空会社は今だに公開されていない。民航部門によるとその16の都市には、昆明、深セン、成都、重慶、杭州、武漢、天津、西安などが含まれるという。深セン航空会社も直行便を運行する会社の一つに入っている。
大陸部―台湾のフライト
★ 乗り換え
香港かマカオなどの都市で乗り換えるのが普通。北京から台北までの所要時間は6時間から7時間。
★「週末チャーター便」
乗り換えはしないが香港上空を迂回して台北に向かう。北京から台北までの所要時間は4時間20分。
★今後開通の直行便
北京から台北までの所要時間は3時間10分。
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