アジア最大規模の専門的、国際的な旅行の宴――2008年中国国際旅行交易会が上海新国際博覧センターで開幕した。この機会に、中国旅行業界は、世界に向け、30年におよぶ旅行業の改革開放の成果を説明し、中国の旅行業と各国の旅行業界の深い交流と友好協力を促すこととなった。

中国国家旅游局および上海市政府は共同で、全世界にむけ万博の旅行ＰＲのスローガンとシンボルマークを発表した。上海側の責任者は、日本の万博の成功経験に学び、中日双方のこの活動における協力を強化すると表明した。

本交易会に参加した各国政府と旅行関係組織は900余りにのぼり、各国の旅行企業は各種の旅行ＰＲ活動を行い、客層をひきつけるため、次々と低価格の旅行商品を打ち出した。

そのなかで、日本の関係団体は100のブースを用い、日本国内の比較的規模の大きな旅行社はみな参加した。日本の旅行社は、中国の旅行客を日本に呼び込むだけでなく、中国の旅行市場を開発したいと望んでいる。

不完全な統計によると、本交易会では９万人が参加し、専門人士は６万人となり、公衆は3万人余りとなる。契約に至った団体旅行の人数は86万人となり、契約書は2．6万件あまり、契約への意思を示した団体は、1．８万である。交易会の期間中、内外の業界関係者は、国際金融危機が全地球に及ぼす影響について広く討論し、「危機に応じ、共に困難を乗り越え、成長を促す」施策により交流、討論を進めた。

聞くところでは、次の国際旅行交易会は、2009年11月19日から22日、雲南省の昆明で開催される予定である。

人民中国インターネット版　2008年11月28日