春節の期間の海外観光は1月28日からピークを迎え、各観光目的地に向かう観光者の人数は春節前よりすべて5割以上の増加となった。1月18日から30日まで上海空港経由の自費出国者の人数は8万5000人に達し、そのうち、日本に向かう人数が最も多かった。
中国で大ヒットしたお正月映画「非誠勿擾」の波及効果で、ロケ地の日本に憧れる人が増えたことや、近距離海外旅行のブームなどで、23日から29日まで上海経由で日本に向かう観光客の数は1万4000人に達し、初めて香港(1万2000人)を上回り、海外観光目的地のトップとなった。
また、日本と香港に次いで、3位にランクされたのはオーストラリア。温暖な気候や美しい自然が魅力的であるほか、航空券の大幅なディスカウントやオーストラリアドル安なども加わり、オーストラリアに向かう観光客は8000人に達し、昨年同期より4割増えた。
「チャイナネット」2008年2月2日
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