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美しい雲南、景勝地のトップ10

 

(四)羅平のアブラナ

 

15万ヘクタールにも及ぶ、赤い土に植えられた黄金色の菜の花。一面に広がり輝く様は、ゴッホの絵画のように圧倒的な迫力で迫ってくる。その中を走る車は、まるで巨大な金色の葉に動くテントウムシのようで、一時間走ってもなかなかこの金色の空間から抜け出せない。

丘に登って菜の花の海の端を探すが、それはどこにも見えない。そして菜の花畑の細道を歩いてくる水牛は、遠くから見ると小石が金色の波に打ち寄せられているかのようでもある。

花見の最高の時期:1月末から4月上旬まで。第10回「雲南・羅平国際菜の花文化観光祭」が、1月27日から4月11日まで開催される。

交通:昆明から羅平行きの観光列車があり、5時間で到着する。

宿泊:民宿の場合、3食付で1日約100元。三つ星クラスのホテルの場合、シーズン中の料金は1日280元。

名物:菜の花の蜂蜜、花粉、ロイヤルゼリー

(五)紅土地

雲南省昆明市東川区には、「紅土地」と呼ばれる赤土で覆われた大地が広がっている。「紅土地」の総面積は20平方キロメートル、アブラナや大根の花などが咲き、その美しい色合いを観賞するため多くの観光客が訪れている。

(六)属都湖

属都湖はシャングリラ県の北東から35キロの場所にあり、標高3705メートルで面積は15平方キロ。澄み切った湖には、腹が裂けたように見える名産の「裂腹魚」は、金色で非常においしい。また多くの野生のカモなどの鳥類も生息している。

湖は山々に囲まれ、山には原始林が広がっている。秋になると東の白樺林が黄金色に色づき、その様子はとても美しい。ここはクマ、ヒョウ、シカなどの楽園でもある。

属都湖の湖畔はシャングリラでも一番いい牧場として知られ、春と夏に牛や羊の群れが悠然と草を食むシーンや牧笛の音は、忙しい生活を送っている人たちを癒やしてくれるだろう。

 

 

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