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中国の国産戦闘機「殲11B」の試験飛行 |
中国航空学会の劉大響副理事長(中国工程院院士)によると、今年の建国60周年閲兵式で、戦闘機「殲11B」が公開される。また、同型機の一部にはすでに国産エンジンが搭載されているという。「新京報」が伝えた。
劉副理事長は、すでに関係機関は8項目の動力系統開発支援策を打ち出しており、2030年までに中国製航空機エンジンは世界最先端レベルに追いつく見込みだと指摘。「その時には、人類はすでに超音速民間機を製造しており、北京・ニューヨーク間はわずか2時間で結ばれているかもしれない」と述べた。
劉副理事長は、今年の建国60周年閲兵式で戦闘機「殲11B」が公開されるとの情報を肯定した上で、現在同型機に輸入エンジンだけでなく、国産エンジンも搭載されていることを明らかにした。
劉副理事長はまた「空軍は先進の装備を展示し、その数は100機を超えるはずだ。殲10、殲11Bの他、空中給油機なども建国60周年閲兵式で公開されるかも知れない」と述べた。
「人民網日本語版」 2009年6月9日
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