「水の城」杭州が上海万博ベストシティ実践区に

浙江省杭州市は最近、2010年上海万博ベストシティ実践区への出展案を発表した。西湖で世界的に知られる杭州は、今回の展示案も西湖を中心に、銭塘江や運河、西湖、海、西渓の「五水」が共存する「水の城」としての杭州をPRすることになっている。

杭州のパビリオンはベストシティ実践区の「持続可能な都市化」の分野に属し、面積は399平方メートル。生態の危機を解決する様々な人の知恵を示し、「天、地、人」という生命の命題の解釈や、「五水」の共存、有機的管理の考えを伝える。

パビリオンの外観は澄み切った水晶のようで、内部は国内外に知れ渡る「山水都市」が造られることになっている。主な見どころは、「竜井磚、吉祥水滴、都市情報」の3つで、「竜井磚」の中には竜井茶が紹介され、見学者は杭州の味を味わうことができる。また水をテーマにした「吉祥水滴」では、アニメマスコットの「水娃（水の子供）」が杭州の観光スポットを案内することになっている。