オーストラリアを訪問しているチベット自治区人民代表大会常務委員会のニマツリン副主任は22日夜、シドニー科学技術大学の中国研究院で行われた座談会の席上、「チベットの住民は中央政府を支持し、民族区域の自治制度を擁護している。チベットで中央政府は強固な民衆的基盤を持っている」と述べました。
二ツマリン副主任は、「チベットで民主改革が始まって50年来、中央政府は、チベット政策を制定し、また財政上チベットを大きく支援している。自治区住民の収入や生活レベルも上がっている。農奴制度に終止符が打たれたあと、中央政府の支援の下に、多くの農奴や奴隷が国と社会の主人になり、その収入も増えてきた。さらに宗教の信仰やチベット文化も尊重され、保護されている」と強調しました。
「中国国際放送局 日本語部」より 2009年6月23日
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