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テリー・ミラー・赤十字国際委員会東アジア地区代表処主任(中)、ブレス・ゴドー・駐中国スイス大使(左から2人目)、江亦曼・中国赤十字常務副会長(右から2人目)、韓陸・北京市赤十字常務副会長(右から1人目)などが「“戦争のなかの世界」”のためにテープカットした |
2009年6月22日、「戦争のなかの世界」写真展が北京首都図書館で正式に開幕した。本展は、赤十字国際委員会、北京市赤十字会、駐中国スイス大使館および大河画廊の共同開催によるものである。
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開幕式上で挨拶するテリー・ミラー・赤十字国際委員会東アジア地区代表処主任 |
開幕式の現場で挨拶する、韓陸・北京市赤十字常務副会長 |
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写真展のすぐれた作品は多くの参観者をひきつける |
今年は、イタリア統一戦争のソルフェリーノ戦の150周年にあたる。国際赤十字は、この戦争のあと、スイス人、アンリ・デュナンらによって提唱され、次第に発展を遂げたものである。そこで、赤十字国際委員会、赤十字会および紅新月会国際連合会は、今年、「“共同の世界、私とあなたの行動」シリーズの活動を共同開催し、赤十字運動の誕生の記念を趣旨とし、そして、戦争は人類の人道主義への挑戦であると強調している。本写真展もシリーズの一環である。
本展には、五名の著名な戦争カメラマンの多くの作品が展示されている。彼らのレンズは、戦争によって破壊された家庭、孤児、寡婦、兵士などに焦点をあて、作品は強力な訴求力を持ち、戦争が人類にもたらす苦難を感じさせると同時に、人格の尊厳を理解させる。
テリー・ミラー・赤十字国際委員会東アジア地区代表処主任は、「戦争がもたらす巨大な災難の終焉は、戦争カメラマンと人道活動関係者の共同の目標です。今回の写真展は、カメラマンと人道活動関係者の協働であり、戦争が人類にもたらす損失と困難を人々に示すことを趣旨としています」という。
本展は、今年、ニューヨーク、ジュネーブほか、40あまりの国家で開催される。(文・写真=馮進)
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写真展作品 |
人民中国インターネット版 2009年6月24日
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