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水郷烏鎮の魅力的な夜景

 

烏鎮観光案内:

烏鎮は浙江省の桐郷市にあり、唐代に鎮が設置され、すでに1200余年の歴史がある。烏鎮の特徴は地域的な観光スポットの配置にある。長さ2㌔に達する観光街は東柵老街、観前街、河辺水閣、廊棚からなる。東から西へまた東へのUターンの通路になっており、過去からの民家の建ち並ぶ区域、伝統的手工場区、伝統的な文化区、伝統的な飲食区、伝統的な商店街および水郷景観区が次々と並ぶようにつづいている。

それぞれの観光区にはそれなりの特色があり、観光客の必要に満たしている。

在来の民家のある区域に入ると、目に入るのは石を敷き詰めた古い道の両側には木造の建物がずらりと建ち並んでいる。烏鎮うまれ烏鎮育ちの人たちはこの地で静かな生活を送っている。ここに身を置くと、まるで歴史のトンネルに入って清の後期の烏鎮に遡ったような感じがする。過去の歴史や静けさにみちた小道をたどる若者たちは歴史を顧みながら、少年の心を取り戻そうとするお年寄りたちとともに往時の長江以南の古い街並を目にすることができる。

米酒を作る作業が視線に入ってくると、伝統的な手作りの作業区に入ったことがわかる。烏鎮の民間で流行っている工芸品をつくっているところ、あい染めの布、きぎみタバコ、布靴、お菓子、竹の器などの製作過程を見ることができる。観光客はこれらの民間の伝統的な製品の製作過程を目にし、好きな物を買うことができるだけでなく、自ら製作を体験してみることもできる。近代化生産の普及につれ、これらの伝統的製作法を身につけた人たちが少なくなり、観光客が観光の中で知識を増やすことは一石二鳥だと言える。

手作業による製作を楽しんだ後、文化区の全貌を目にすることになった。中国現代の文学者茅盾の旧居、立志書院、茅盾の小説の舞台となった林家鋪子、修真観、演劇舞台、翰林第、余榴梁銭幣舘は烏鎮の文化の長い歴史を観光客の前に展示するものである。

烏鎮のいま一つの特色は軽食である。食は長江以南にありといういわれがある。この地では長江以南のよく知られた百年の歴史をもつ名物料理三珍醤鶏、烏鎮のマトン、地方の名物料理の蓮の葉で包んだ蒸し肉、定勝糕などを賞味することができる。グルメ愛好家であれば、絶対見逃さないようにしたいものだ。古めかしい料理店のほか、喫茶店も烏鎮の特色である。本場の菊のお茶は甘くてさっぱりしているだけでなく、美顔の効もある。食後に喫茶店でひとやすみするのも楽しみといえよう。

伝統的な商店街には烏鎮のさまざまなおみやげを集めたお店が並んでいる。これまでの観光の中で観光おみやげを買っていなくてもかまわない。ここにいっぱいあるからだ。

水郷景観区は前述の観光区と河を隔てて向かい合っている。河に沿って延々と伸びる千㍍の古邦岸、水閣、廊棚は水郷の雰囲気に富んでいる。前世紀に敷かれた石板の道を散策するか、あるいは小舟に乗って、両岸の建物が水面に影を落として揺らぐのを見ると実に気持ちがいい。

 

「チャイナネット」2009年7月19日

 

 

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