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「蔵北無人区」の神秘的な地形

 

チベット高原の中部に、各国の科学者と専門家から「生命の禁止区域」と呼ばれるエリアがある。それは蔵北無人区だ。蔵北無人区はチベットの西北部にあり、総面積は60万平方メートル、平均海抜は5000メートルに達し、高山、湖、草原があり野生生物がいるほか、人が立ち入ることはほとんどない。

蔵北無人区には美しい自然の風景が広がり、空気は新鮮で全く汚染されていない。この巨大な天然の野生動物園では野生の馬、チベットレイヨウ、鹿、チベットロバ、野生のヤクなどが生息する。また、無人区には広い草原があり、青草の成長時期は短く、ゴビが広がっている。自然環境は極めて悪いが、地下鉱物が非常に豊富で、地質研究者はすでにクロム鉱や多くの金属、リチウム、石膏、砂金、オイルシェールの鉱床を含む約40の大型の鉱床を発見している。

蔵北無人区の気候は輻射が強く、日照時間が短いのが特徴である。年間平均気温は零下3度から零下8度、1月の平均気温は零下16度から零下24度、7月は0度から7度で、昼夜の気温差は18度以上に達し、空気が乾燥している。5月から9月は降雨量が最も多い時期で、夜は雨や雷雨、雹がよく降る。

色鮮やかな高原(8月2日撮影)

 「蔵北無人区」のカルスト地形

 高原に生息する国家2級保護動物のバーラル(8月7日撮影)

蔵北無人区の雪山(8月1日撮影)

 

「チャイナネット」 2009年8月14日

 

 

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