四川省三蘇郷にあるダムは地震で水漏れするようになり、現地の住民は急激に水位が下がる中、千体以上の仏像を発見した。
これらの仏像は保存状態もよく、表情はそれぞれ異なっている。眉山市の文化財保護関連機関の責任者は、これらの仏像は唐時代に作られたもので、約1000体あることから「千仏岩」と呼ばれていると話す。
「千仏岩」は1963年にダムができてから水面2~3メートル下に沈んでいるが、渇水期に船で近づくと仏像をかすかに見ることができる。なぜ文化財をそのまま放置しているのかという声もあるが、水に浸かっているほうが屋外で風化するより損傷が少ないという。
「チャイナネット」 2009年8月26日
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