米誌「フォーブス」が選んだ、急速に発展している「未来世界の10大都市」に、北京と上海がランクインした。
その他にはロシアのモスクワ、インドのムンバイ、ブラジルのサンパウロ、アラブ首長国連邦のドバイ、カナダのカルガリー、オーストラリアのパース、米国のヒューストンとダラスも選ばれた。
これらの都市の経済力はまだ東京やロンドン、パリ、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、ソウル、シンガポール、香港には及ばないが、発展のスピードは驚異的だ。
北京と上海が選ばれた理由
北京:去年はオリンピックを開催し、中国の文化と政治の中心である。天安門広場や故宮などの歴史的名勝のほかにも、世界的に知られる前衛的な建築物も多くある。特に北京の清華大学は、中国版の「マサチューセッツ工科大学」と称された。
上海:25年前、上海のバンドを走る車はまばらで、現代的なビルもまだ建てられていなかった。今の上海は中国最大の都市であり、人口は2000万人を抱える。
また世界最大規模の貨物港もあり、世界4番目の「高い都市」でもある。210メートル以上の高層ビルは21棟を数え、大陸部では最も高く上海の新たなランドマークになるだろうといわれている高さ580メートルのビルも建設準備中である。
「チャイナネット」 2009年9月4日
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