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宋代の沈没船「南海1号」 発掘調査の第1段階が終了

海上シルクロード博物館「水晶宮」に2年間保存されている南宋時代の沈没船「南海1号」の第一段階の発掘作業が26日に終了し、成果が発表された。

発掘作業の責任者である魏峻氏は、主に次の成果を発表した。1)完全に保存されている船室や船首甲板が発見された。特に船首甲板は、これまでに国内で発見された宋代の沈没船の中で唯一保存状態が完璧なものである。2)江西景徳鎮や福建徳化などで作られた碗、皿、壷などの磁器200点余りが発見された。3)「南海1号」の3次元動画が作られ、沈没船のもとの様子が復元された。これを次の発掘作業に役立て、時間を節約することができる。

専門家の予想によると、「南海1号」には文化財が6万~8万点あり、現在はまだ船体の表面部分でしか発掘が行われておらず、今後の作業がさらに重要となる。今回の成果に基づいて、次段階の発掘案、文化財保護案を制定し、論証後に初めて大規模な発掘を行うことができる。発掘時期は来年になる可能性もあるという。

 

「チャイナネット」 2009年9月27日

 

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