貴州省の省都・貴陽で行われた中国少数民族の伝統的な製紙技術調査保護会議が明らかにしたところによると、中国、日本、韓国などの東アジアの国は失われしつつある伝統的な製紙技術の保護に協力していくことが分かった。
5日、貴陽で行われたシンポジウムで、専門家が貴州省や雲南省などにある10余りの民族手工芸製紙技術について調査報告を行い、伝統的な製紙工芸調査とシルクロード沿線の紙質調査計画を立てた。
日本の専門家は、「日本の伝統的な製紙技術は中国から来たものだ」と述べ、このことからも、両国が技術交流を行い、紙物文化の保護と修復に活かされることを期待している。
「中国国際放送局 日本語部」より 2009年12月6日
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