「中国水墨画国際芸術展」が23日夜、インドの首都ニューデリーで開幕され、インドのクリシュナ外相と中国の張炎インド駐在大使がこれに出席しました。
クリシュナ外相は開幕式で挨拶し「印中国交樹立60周年にあたる2010年に両国の戦略協力関係が一層発展することを期待する」と述べました。
張炎中国大使はその挨拶で、この芸術展開催への中国の楊潔チ外相の祝賀メッセジーを読み上げました。このメッセジーは「この芸術展の開催は、インド国民に中国をより理解してもらうため、芸術分野における一つの窓口を開いた。21世紀に入って以来、両国の各分野での協力は全面的に進み、文化交流は重要な役割を果たした。今後も、中国とインドの二つの大文明が美しい未来が築き挙げていくことを期待する」としています。
なお、開幕式では中国の25人の芸術家による書道作品と絵画作品が展示され、インド各界の100人あまりが駆けつけました。