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寅年の新春の訪れを目前にひかえ、国家最高の美術の殿堂で伝統的な年画(中国の民衆絵画で、正月に家の壁等に飾る)と新しい年画の優れた作品からなる大型展覧会が開催された。中国の年画が伝統的な形態から新たな時代の形態に発展したプロセスを反映するだけでなく、非物質(無形)文化遺産を大きく重視する政府の姿勢を現すもので、伝統的な木版年画を発揚、保護し、新しい年画の創作を推進するのに役立つ。
年画は中国の伝統文化の重要な構成部分で、民間の生活を反映した百科全集のように、豊富で多彩な内容を含んでいる。中国美術館は全国各地の有名な年画産地の民間の年画3000点以上を収蔵しており、天津楊柳青、蘇州桃花塢、河南朱仙鎮、河北武強、山西臨汾、湖南灘頭、福建諸ヘ州、陜西鳳翔、山東助D県、四川綿竹などを含んでいる。今回展示された200点以上の伝統的な木版年画はその中から選ばれたもので、中国の伝統的な民間木版年画の輝かしい発展の歴史を示すものだ。
「人民網日本語版」2010年2月11日