3D映画「アバター」に用いられたハイテク制作技術が大型ショー「印象・武龍」で再現されます。3月31日、中国西南部に位置する重慶市武龍県が明らかにしたところによりますと、「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が「印象・武龍」への加盟を決め、4月中旬に張芸謀(チャン・イーモー)監督と面会するということです。
「印象・武龍」は、地質のすばらしい景色を展開させながら、地球発展の歴史を語る大型ショーです。張芸謀監督は中国の伝統を表現することに長け、キャメロン監督はハイテクによって未来を描く才気に溢れています。伝統と未来の融合により、すばらしい地質奇観の展示が期待されます。
伝えられたところによりますと、4月中下旬、張監督が上海万博開会式の準備を整えた後、政策班を連れて武龍に行き、キャメロン監督と合流するということです。
現在、「印象・武龍」大型ショーの用地はすでに決定され、土地収用やインフラ整備が着々と進められています。空撮地図から見ると、ショーの用地は仙女山の麓にあり、「ハート」の形をしています。地元では「中国ハート」と呼ばれます。
武龍は秀麗な河川や、神秘的な鍾乳洞、閑静な峡谷、長い歴史を持つ原始林、独特な南国草原などで知られています。
「印象劉三姉」から「印象麗江」と「印象西湖」まで、印象シリーズの実況ショーは張監督が映画以外に手掛ける大きなブランドとなっています。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年4月1日
|