5月、6月にフランスのトゥール市で2回のフランスのロマンチックなウエディングを行った後、東方の雰囲気が溢れる日本式ウエディングが3日午後、上海万博日本産業館JALステージで開催された。

日本酒の注がれた固めの杯を飲む
音楽の伴奏で、日本・横浜の新郎の岡陽介さんが、洋式の礼服を着て登場した。その後、横浜の新婦の岡美緒さんが赤い色で、3枚を重ねた日本の伝統的な服・着物を着て、父親の手を取って登場した。2人は誓いの言葉を述べ、固めの杯を飲んだ後、会場の観客の陳さん、新婦の親、司会者、歌手の小松拓也の立ち会いで、結婚証明書にサインした。そして、二人は指輪を交換してキスをした。これによって、カップルは正式に夫婦となり、会場の観客も拍手で祝福を送った。

結婚証明書にサイン(左から司会者、観客、小松拓也、新郎新婦)

指輪を交換
式の後、なぜ上海万博でウエディングを行いたいのかと聞かれた時、新郎の陽介さんは「海外でウエディングを行いたいが、上海万博日本産業館のステージで、ウエディングを開催するという情報を読んで、上海万博でウエディングを行うのが非常に有意義なことだと思って申し込んだ。今日、式が始まった時、大雨が降ったけれど、皆さんが濡れても来てくれて、非常に感動し、うれしい」と答えた。
ウエディングの主催者であるADIC社の関係者は、今回の日本式ウエディングの展示を通じて、より多くの中国人が日本式結婚式を理解して、好きになると期待している、と話していた。
「上海万博公式サイト」より 2010年7月4日