雨にも負けず。7月11日に開催された第146回漢語角。関賢一郎撮影
「日本僑報」によると、NPO法人日中交流支援機構主催、社団法人日中協会、日本湖南人会、日本湖南省友の会など後援の東京星期日漢語角(日曜中国語コーナー)3周年記念特別交流会は、8月8日午後、池袋にある東京芸術劇場で開催される。
今回の特別交流会は、まず主催者代表挨拶、参議院議員西田まこと氏の中国語挨拶、NHKテレビ中国語講座出演中の鶯と燕さんによる祝辞紹介に続いて、財団法人霞山会理事、元駐カナダ大使田島高志氏と中国人民友好使者受賞者小島康誉氏による基調講演が行われる。田島元大使は、中国語を始めた動機、外務省入省、台湾、香港、北京に在勤した思い出、特に中国課長時代に日中平和友好条約交渉に携わり、締結に成功し、鄧小平副総理をお迎えしたこと、日中関係の進展と将来についての見方、中国の京劇が趣味であることなどを講演される。小島氏は「国際貢献の意義と楽しさ苦しさ」をテーマに、20数年来、中国特に新彊との交流を通して見た中国の変化、新彊の発展、国際交流から感じた人生観などを講演される。
第二部では、老中少世代の中国滞在経験談をキーワードに、60代の渡辺明次・湘潭大学日本人教員・日本湖南友好使者は、「定年したら中国へ行く」の薦めと経験談、40代の中村洋一漢語角事務局長・埼玉山西友好使者は、社会人の留学経験談、20代の舟山貴志・第五回日本人の中国語作文コンクール一等賞受賞者は、中国への留学と中国での大学受験をテーマにそれぞれの体験を語る。
第三部の肌で中国文化に触れるでは、中国語習得法伝授をテーマに、著名翻訳家武吉次朗氏は日中翻訳学院初の通信講座を担当している立場から、中国語から日本語に訳すノウハウを伝授する。日本人書家の塚越誠氏と中国人書家熊峰氏は、漢語角三文字を同時に揮毫。
漢語角は2007年8月2日、東京西池袋公園で開設されてから148回の交流会を開催してきた。日中民間交流の新しいスタイルとして定評があり、日中友好のシンボルとブランドにもなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月22日
|