28日に北京で閉幕した「第3回中日経済ハイレベル対話」において、中日双方は環境・省エネを始めとした5分野・7項目で協力関係を強化することで合意した。28日夜、佐藤悟日本外務報道官が北京で行った記者会見によると、その具体的な内容は以下のとおり。
・違法伐採及び関連する貿易への対処と持続可能な森林経営の支持についての協力に関する覚書
・2010~15年にわたる日中共同トキ保護計画
・日中流通物流政策対話メカニズムの実施に関する覚え書
・日中流通分野対話枠組みの設置に関する覚書
・人材育成奨学計画に関する無償資金協力
・(日本)経済産業省と(中国)工業情報省との交流と協力の強化に関する覚書
・ 中日間の食品安全と貿易の安定・拡大に向けた協力強化に関する覚書
「中日経済ハイレベル対話」は中日両国が経済協力について話し合う最高レベルの対話メカニズムで、これまでに2007年12月と2009年6月にそれぞれ北京と東京で開かれた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年8月29日
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