
「天才美少女ギタリスト」と称される日本のギター演奏家村治佳織さんの北京演奏会が12日に北京音楽ホールで開催される。今回の演奏会はスペインの作曲家マエストロ・ロドリーゴへのオマージュをテーマとし、中国音楽学院所属のESO楽団も出演する。
演奏会で村治佳織さんはロドリーゴ作曲のアランフェス協奏曲を演奏するほか、中国の若手バイオリン演奏家の高参さん、張精冶さん、ピアニストの瀋凡秀さんもそれぞれの得意曲を披露する。

村治佳織さんは3歳からギターを始め、92年のレオ・ブローウェル国際ギター・コンクール、東京国際ギター・コンクールでそれぞれ史上最年少で優勝した。デビュー以来、「天才ギタリスト」「美少女ギタリスト」と注目され続け、魅力をもつ演奏で人々を魅了し、日本にクラシック・ギターというジャンルを定着させたのも彼女の功績と言える。現在、年に30回以上の演奏会を行うなど精力的な演奏活動を行っている。
「中国国際放送局 日本語版」より2010年9月12日
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