日本・東大寺の鑑真坐像が24日午後2時、故郷の揚州へ里帰りした。揚州大明寺の僧侶が仏経の最高の儀礼で迎え、袈裟をまとった8人の僧が経を唱える中、現地の民衆が歌や踊りを披露し、坐像の里帰りを迎えた。これは30年前に日本・奈良の唐招提寺の鑑真の乾漆像が「里帰り」したのに続く、二度目の里帰りとなる。今回の鑑真坐像の里帰りにともない揚州では一連の活動を行い、鑑真大師の「献身、執着、奮闘、開拓、無私」の精神を発揚し、中日両国人民の友好交流を促進する。
「人民網日本語版」 2010年11月25日