12月21日午前、南京を訪問中の丹羽宇一郎在中国日本大使は南京外国語学校でスピーチを行い、中日両国の友好を伝えていく大任は若者にあると述べました。
丹羽大使は南京外国語学校で数十人の日本語を学ぶ生徒と交流しました。
席上、丹羽大使は「1400年前、揚州の鑑真和上は両国友好の使者だった。最近、鑑真和上の木彫像が揚州に里帰りした。こうしたことも江蘇省と日本との緊密な関係を物語っている」と話しました。
さらに、「どこの国にも一部の友好を破壊しようとする人がいるが、そんな人たちを相手にしなくても良い。中日両国は今後も数千年にわたって友好関係を続けていくべき隣国で、その友好のバトンを伝える大任はあなたたち若者にある。皆さんが日本語が流暢に話せることをうれしく思う。皆さんが私のような年になると、きっと中日間を自由に行き来できるようになっていると思う。そのために、今、私は頑張っている」と語りました。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年12月22日
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