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「環球時報」世論調査 5割が今後1年の中日関係「現状維持」

周辺国との関係にいっそう重視

中国の周辺国の中で、ロシアと日本は最も重要視されている。調査によると、最も重要な周辺関係は中ロ関係と回答した人は49.0%、中日関係と回答した人は36.9%だった。民衆の中ロ関係、中日関係に対する見方には矛盾がある。「影響が最も大きい二国間関係」で中日関係は中ロ関係を上回るが、「最も重要な周辺関係」では中ロ関係が中日関係を上回り、その差も大きい。

中国人民大学の金燦栄教授は次のように話す。世界範囲で二国間関係の重要度を比較すると、民衆は経済分野の交流を含む多くの基準で評価を行う傾向にあるが、周辺関係の重要性では、安全戦略に重視する国を選ぶ傾向にある。これは、中日関係は経済分野の交流が多いため、民衆の日常生活への影響も比較的大きいが、中ロ関係は戦略的意味が大きく、いわゆる「官熱民冷」の状態であることを意味する。

向こう1年の中日関係は「ほぼ現状維持」

全体的に見て、中日関係の向こう1年の発展に対する見方はそれほど楽観的ではないようだ。向こう1年の中日関係は「ほぼ現状維持」と回答した人は52.8%で、「悪化する」は19.3%、「やや改善される」は18.7%、「大幅に改善される」は4.2%、「わからない」は5.0%だった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年1月4日

 

 

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