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東アジア協力に新たな活力を注ぐ中日韓協力

 

外交部の定例会見で18日、洪磊報道官が国内外の記者の質問に答えた。

ーー今年の中日韓外相会談の日程はすでに確定したか。過去1年間の中日韓協力の状況について総括してもらいたい。

中日韓外相会談の開催については、現在3カ国間で意思疎通と調整が行なわれている。

昨年、中日韓協力は引き続き着実に発展した。3カ国首脳は韓国とベトナムで相次いで会合を開き、今後10年間の3カ国協力について立案し、戦略的視点から3カ国協力関係を捉え、中日韓のパートナーシップの水準を不断に高める必要性で一致した。中日韓の実務協力は一層顕著になっている。3カ国間の貿易量は大幅に増加し、すでに世界金融危機前の同期の水準を超えている。中日韓自由貿易協定(FTA)産官学共同研究も順調に進んでいる。中日韓は運輸物流、科学技術、標準化、環境保護分野の協力をたゆまず深め、社会、人的、文化交流もたゆまず開拓している。中日韓は今年韓国に中日韓協力事務局を設置し、中日韓協力の制度化を一層強化することでも合意した。

全般的に見て中日韓協力はすでに、3カ国が共通利益を拡大し、善隣友好を強化する重要なプラットフォームとなっている。中日韓が隣国およびアジアの重要な国として協力を強化することは、自らの利益に合致するのみならず、東アジア地域の協力にも新たな活力を注ぐものだ。中国は日韓と共に3カ国協力のプラットフォームを不断に強化し、発展させ、地域の平和維持と調和あるアジアの構築に3カ国協力が一層重要な役割を発揮するようにしていきたい。

 

「人民網日本語版」2011年1月19日

 

 

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