1月22日、「J-POP in China 2011」が北京で開催された(日本大使館、国際交流基金北京日本文化センター、日本音楽情報センターの共同主催)。今年は日本のアニゲーソング女王と呼ばれる彩音(あやね)さんと大ヒット曲を次々生み出すR&BシンガーのJAY'EDさんが日本から来て、日本の流行音楽を披露した。どちらも初めて中国に来たというお二人はCRI記者のインタビューで、中国初ライブの感想、北京へのイメージ、ファンへのメッセージを語ってくれた。インタビューとライブの様子をビデオで皆さんに送る。
彩音さん
――中国にいらっしゃるのは初めてのようですが、北京のイメージについて、先ほどのライブでは、料理が美味しいとおっしゃっていました。それ以外に、何か印象深いことがありますか。
こちらに来て車がたくさん走っていることに気づいたんです。渋滞を体験しました。(笑)日本では駐車するとき、車が同じ方向に向いているんですけど、向かい合って止まっているので、どうやって駐車するんだろうと思いました。
――アニメ、ゲームソングを表現するのは非常に難しいようですが、うまく表現するために、彩音さんは何か特別な努力をしましたか。
わたしは作詞もするので、歌詞も書かせてもらっています。アニメやゲームの作品があって楽曲があるので、例えば、ゲームの世界観とか、アニメの世界観に寄り添った楽曲にしたいと思っています。台本とか、シナリオとか、その声優さんが吹き込む台詞とかですね、見させていただいて、なるべく作品があって成立する曲を心かけています。
――ゲームをご自身でもやりますか。
はい、ゲーム大好きです。
――どんなゲームをやっていますか。
携帯のものだと、任天堂DS、PSPなどがあって、大きいテレビ用のゲームは、X-BOXとプレイステーション3。ほとんどデモを持っています(笑)。任天堂の新しい3Dは2月発売なので、今予約が始まったばかりなんですよ。友達が予約しようとしたら、あちこちで予約を受け付けてないぐらい大人気で、ちょっと落ち着いてから、私は買いに行こうかなと思っています。
――中国のファンの前と日本のファンの前で歌うのとは何か違いますか。
中国ではびっくりするぐらい一緒になれた、一体感があったことが違いますね。口ずさんでくださった方もいます。ステージに上がるまですごくどきどきしたんですけど、上がってしまったら、そういう不安が一切なくなりました。日本語ができる方もいらっしゃいますが、みんな言葉が通じないけれども、ご声援で「YEAH」とか呼びかけてくれたのが、本当にすごく嬉しかったです。
――日本と中国のファンに向かって、メッセージをお願いします。
はい!みなさん、彩音です。彩音は、親戚が大連で仕事をしているので、中国という国を本当に身近にずっと感じていたんですね。今回、こういう機会に呼んでいただいて、中国の方の前で、日本の音楽、彩音の音楽を聴いてもらったことはとてもとても嬉しく思います。今日はじめて知ってくださった方もいると思うので、皆さんが気に入る曲があったらいいなと思っています。また、もっとたくさん北京で歌えるように頑張って、言葉も勉強しますので、そのとき、皆さんまたライブに遊びに来てください! 彩音でした。(取材:陳博、李陽、吉野)
プロフィール:
ニックネーム:彩音(あやね)
性別:女性
誕生日:10月9日
血液型:O型
出身地:埼玉県
主要作品:
2004年にアニメ『W ~ウィッシュ~』のテーマソング「KIZUNA~絆」でデビュー。『ARCHIVE LOVERS』『Elephant Notes』などのアルバムもをリリースしていた。いろいろなアニメ・ゲーム主題歌を歌い、「アニゲー女王」も呼ばれるそうだ。2009年、アニメロサマーライブに初出場し、大活躍しているアーティストだ。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年1月25日
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