12日に行われた「中華人民共和国学位条例」の実施30周年記念大会において明らかになったところによると、過去30年で、中国における博士、修士、学士の学位取得者はそれぞれ33万5千人、273万2千人、1830万人にのぼった。「科技日報」が13日に伝えた。
同条例の実施から30年間で、中国の特色ある学位制度が基本的に形成され、学科の分野と種類が揃い、適切な構造を持つ学位認定・授与システムが基本的に打ちたてられ、国内における自主的なハイレベル人材を育成に向けた戦略目標が基本的に実現された。
2009年末現在、中国の博士、修士、学士学位授与機関はそれぞれ347カ所、697カ所、700カ所あまりとなった。現在在学中の大学院生は全国140万5千人に達し、うち博士生は24万6千人に達している。また、各専門職学位課程の大学院生は90万人以上にのぼる。
「中華人民共和国学位条例」は1980年2月12日、第5回全国人民代表大会常務委員会第13回会議において採択され、1981年1月1日に正式に実施された。同条例の実施は、新中国の学位制度の誕生を意味するとともに、新中国の教育が法制化の軌道に乗ったことを意味する。
「人民網日本語版」2011年2月14日
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